窯ぐれ

アクセスカウンタ

zoom RSS 谷中・諏訪神社の記憶

<<   作成日時 : 2018/05/01 10:55   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


確かに、あったはずと予々そう信じていた、この場所のブランコを揺らしながら、我が身の方向性を漠然とした気持ちで揺らし続けていた。このまま受験生活をする自分と、思い切ってその道を日本以外の場所から始めるつもりの自分とが、ゆらゆら錯綜してた。確かにこの場所にブランコはあった筈だ。去年の春から、わたしはこの場所から細い路地を挟んで向かいにある、太平洋のクロッキーの会を訪れるようになった。何十年も前にもこの「学校」をカルトンを抱えたわたしは通っている。無味乾燥な石膏像と向き合うことが美術学生浪人の習いであった。この諏訪神社境内にあったブランコに腰を掛け、もやもやとした気分の先行きに揺れる自分があった。いまその場所には、ブランコはない。それにしてもなんと狭い境内だろうか。あの当時は、ブランコを揺する空間はそれなりにあったのに。子供の頃遊んだ路地裏がそうであるように、時は空間をも果てしなく彼方へ飛散させるのか。高台となっている境内から見渡せる、いく筋にも錯綜する電線の下をあの当時のチョコレート色の電車ではない、華やかな色とりどりの電車が交差している。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
谷中・諏訪神社の記憶 窯ぐれ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる